コンプライアンス

はじめに コンプライアンスとは一般に「法令遵守」と訳されます。会社が活動するにあたって、法令を遵守することは当然のことです。ときおり報道される談合や粉飾決算などは典型的な例ですが、コンプライアンス違反はそんな悪意のあるものに限りません。法令を「知らなかった」ために結果的にコンプライアンス違反となってしまう場合もあります。特に最近では消費者保護を強化する法令が数多く出されていますので、「知らなかった」ことによるリスクは以前より高まっていると言えます。また、コンプライアンスは法令や規程を守るだけではありません。全社員が自分の仕事に誇りをもち、社会から尊敬される会社となるには、高い倫理観を持つことも求められます。

コンプライアンスを推進し、高い倫理観を維持するためには、全社員ひとりひとりの協力がなによりも必要です。その助けとなるように、今回この冊子「コンプライアンス綱領」を編纂しました。特に真新しいことを始めようというのではありません。これまで引き継がれてきている当社の企業理念や倫理観、社員の皆さんが日々業務で発揮されているコンプライアンス・マインドを維持し、より高めていってほしいのです。

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当社は企業理念として「誠実な事業活動を通じて、お客様の生活の充実と豊かな社会づくりに貢献する。」ことを掲げています。それはただ単に、新しいクレジツト商品を開発したり、加盟店を獲得したり、高い利便性を提供することだけではありません。それは高い倫理観に裏づけされたものでなくては意味がありません。

コンプライアンスに誇りをもちましょう。ただ単に決められた法令や規則を守るだけでなく、その意味を深く理解し、当社の確固たる「いしずえ」としましょう。そのために、まず経営陣が率先してコンプライアンスを意識し、行動してゆくことをここに宣言します。

平成19年10月1日 代表取締役社長 秋山 廣郷


第1章 コンプライアンスの推進体制
1コンプライアンポリシー
 当社では、コンプライアンスを推進するにあたり指針とすべきポリシー=コンプライアンスポリシーを以下のとおり策定します。今後コンプライアンスの推進に必要な諸施策はこのコンプライアンスポリシーに従い、企画され実行されることになります。
コンプライアンポリシー
2体制
 コンプライアンスをより確実なものとするために、以下のとおりの組織体制をとります。

■コンプライアンス委員会
社内コンプライアンス体制の協議機関として、コンプライアンスに関する重要な決議を行うとともに、コンプライアンスに関する諸施策の進捗をチェックし、適宜勧告を行います。

■業務監査室
通常の内部監査を通じて、コンプライアンスに関する厳正な監査を行い、その状況を業務監査報告書等で報告します。

■コンプライアンス担当部(総務部)
コンプライアンスに関する統括部門として、コンプライアンス委員会の事務局業務・コンプライアンスに関する調査・研究・企画・立案を担当するとともに、コンプライアンスホットラインとして相談を受け、問題の解決や法務上の支援にあたります。 なお、通常の研修プログラムを通じて、コンプライアンスに関する教育を行います。



第2章 企業理念・経営姿勢・行動指針
1企業理念
 私たちエージーカードは誠実な事業活動を通じて、お客様の生活の充実と豊かな社会づくりに貢献します。

2経営姿勢
 当社は、企業理念を実現して行くため、次の5つを経営の基本姿勢とします。
【1】 お客様主義の誠実な実践
お客様一人ひとりと誠実に向き合い、身近で安心できる金融サービスを提供します。
「お客様主義」とは、すべての事業活動の原点をお客様と考え、常にお客様の立場になって行動することです。
【2】 コンプライアンスの徹底
法令等の社会規範を遵守し、広く社会からの信頼に応えます。
【3】 永続的な企業発展
絶えざる変革により企業価値の向上を図るとともに、適正な情報開示を通じ透明性のある経営を行います。
【4】 社員の「自己実現の場」の提供
社員の「自律」する力と「共に思い」「共に創る」心をはぐくむとともに、自己実現の機会と環境を提供します。
【5】 社会とのコミュニケーション
社会との幅広いコミュニケーションに努め、良き企業市民として地域社会と共生します。

3行動指針
 ■お客様主義の誠実な実践
《1》 ニーズの正確な把握
私たちは、お客様の立場になって、ニーズの正確な把握に努めます。
《2》 適切な説明
私たちは、お客様がご理解・ご納得されるまで、商品やサービスの内容をわかりやすく説明します。
《3》 安心できるサービスの提供
私たちは、常に丁寧な応対で、身近で安心できるサービスを提供します。
《4》 お客様の声への誠実な対応
私たちは、お客様からの「お問い合わせ」「ご意見」を良きアドバイスと考え、常に誠実に対応し、今後の業務に活かします。

■コンプライアンスの徹底
《1》 法令・社内ルールの遵守
私たちは、法令・社内ルールの趣旨や内容を深く理解するように努め、これを遵守します。
《2》 違反行為発見時の対応
私たちは、法令・社内ルールに違反する行為を見つけた時は、勇気をもって指摘し、速やかに問題解決を図ります。
《3》 適切な情報管理
私たちは、個人情報をはじめとする、会社の情報資産を厳重に管理し、許された目的・用途以外には使用しません。
《4》 公正な取引
私たちは、不合理な商習慣には従わず、常に対等・公正な立場で接し、誠実に取引を行います。
《5》 節度ある接待・贈答
私たちは、接待・贈答は良識ある社会儀礼の範囲内に限定します。
《6》 インサイダー取引の禁止
私たちは、インサイダー取引規制に違反する行為を行いません。

■永続的な企業発展
《1》 絶えざる挑戦
私たちは、常に向上心をもって自己変革に取り組み、何事にも積極的にチャレンジします。
《2》 透明な意思決定
私たちは、法令・社内ルールに則り、第三者に対しても説明可能な合理的根拠により、意思決定を行います。
《3》 適正な情報開示
私たちは、事業活動への理解を得るため、適正に情報開示を行います。
《4》 公私の峻別
私たちは、会社での立場と私的な個人としての立場を明確にし、公私を峻別します。

■自己実現の場
《1》 主体的な行動
私たちは、自己啓発により幅広い知識と教養を身につけ、正しい知識に基づき自ら考え、責任をもって行動します。
《2》 コミュニケーションの強化
私たちは、役職や部署の枠を超え、双方向のコミュニケーションを図ることで、チームとして力を合わせます。
《3》 人間尊重と良好な職場環境
私たちは、お互いの人間性を尊重し、差別や偏見のない良識ある職場環境をつくります。

■社会とのコミュニケーション
《1》 地域社会との交流
私たちは、会社の社会的責任を自覚したうえ、社会貢献活動へ積極的に参加し、地域社会との交流を深めます。
《2》 社会との調和
私たちは、環境などの社会問題に積極的に取り組み、社会との調和に努めます。
《3》 反社会的勢力の拒絶
私たちは、社会秩序を乱す反社会的勢力などには毅然とした姿勢で臨み、一切関係をもちません。




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